海苔にも旬があるってご存知でしたか?
旬海苔の摘み取りは11月~3月の冬季。
11月頃に摘み取られた海苔は「一番摘み」といわれ一番摘みの海苔を使った「新海苔」として売られます。
海苔には日本人が旨味を感じるグルタミン酸、イノシン酸、グアニル酸の3種類が含まれています。
だしの味わいとして伝統的なこの3種類を含む天然食品は海苔以外にはないといわれています。
β-カロテンやビタミンC、E、鉄分や亜鉛など健康によいとされる栄養が多く含まれています。
また3分の1は食物繊維で、しかも水に溶けやすい性質であるため、整腸作用があるといわれています。
全形1枚のサイズは昭和40年代に統一された縦21cm×横19cm。これが巻寿司用に使われます。
この全形をもとに、手巻寿司やおむすび用の半切り、味付け海苔などの8切りや12切りなどがあります。
海苔には表と裏があります。光沢があってツルツルしているのが表、ざらついているのが裏です。
巻寿司を作るときは、裏面にすし飯を載せて巻きます。