おいしい巻寿司の作り方

おいしい巻き方

「ハレの日」に、手作り巻寿司で食卓を素敵に彩ってみませんか?
まずは「基本の太巻き」をマスターしましょう。

太巻〜にぎやかな具の競演が楽しい、安心の味わい

太巻〜にぎやかな具の競演が楽しい、安心の味わい

材料(1本分)

すし飯(シャリ) 220g
海苔(全形) 1枚
玉子焼(1.5cm角の角切り) 1本
キュウリ 1/6〜1/8本
かんぴょう(煮たもの) 3〜4本
かに風味蒲鉾 1本(短ければ2本)
椎茸(薄切りにして煮たもの) 適量
高野豆腐(煮て細長く切ったもの) 適量
おぼろ 大さじ1〜2
※すし飯のつくり方は「おいしいすし飯の作り方」、玉子焼の焼き方、 かんぴょう、椎茸、高野豆腐の煮方は「巻寿司の具材あれこれ」を参照ください。

巻く準備

  1. 1
    巻きすの手前の端に合わせて、海苔をのせる。海苔は長い辺が左右にくるようにして、裏(ザラザラしている面)を上にしておく。
  2. 2
    海苔の向こう側3cm ほどを残して、すし飯をのせ、手前に広げていく。
  3. 3
    海苔が動かないよう、左手の小指側で海苔を押さえ、すし飯をまんべんなく広げる。
  4. 4
    すし飯を手前まで広げた状態。すし飯を均一に広げることで、 きれいに巻ける。
  5. 5
    すし飯の中心におぼろをのせ、その他の具ものせる。細い具材は奥側にのせ、巻くときにこぼれないようにする 。玉子焼が中心になるよう配置すると美しい。

巻き方

  1. 6
    両手の親指を巻きすの裏側に沿え、手前から持ち上げて、具を人さし指〜小指で押さえながら、海苔の手前の端がすし飯の奥側の 端に合わさるように、くるりと巻いていく。
  2. 7
    一周したら、巻きすを巻き込まないように、写真のように端を向こう側に出す。力加減は、具をつぶさないように、「女性と握手するくらいの力加減」で。
  3. 8
    このときは、海苔だけの部分がそのまま残っている状態。
  4. 9
    さらに1/4回転させて、海苔だけの 部分の上に巻いた部分がくるようにする。
  5. 10
    巻き終えたら、巻きすの上から全体に軽くにぎって押さえる。
  6. 11
    片手で巻きすを押さえながら、はみ出しているすし飯や具材を中に押し込み、形を整える。

切り方

  1. 12
    巻寿司をまな板にのせ、2〜3cmの幅に切る。まずは刃先を巻寿司の奥の方から入れる。
  2. 13
    続いて、スッと包丁の手前を落とすように、手首のスナップをきかせて切る。押すように切るとつぶれるので注意したい。
  3. 14
    すし飯がくっつかないように、包丁は、ぬれぶきんでふきながら切るとよい。
    (注)ここでは、寿司切包丁を使用。